こんにちは。

本日5月5日は何の日でしょうか?
「こどもの日」!
ということで、兜を出したり、柏餅を食べたり、
鯉のぼりを飾られる方もいらっしゃいますよね。
思い思いの休日をお過ごしの頃でしょうか。

植物から施術用の精油を頂戴しております
身といたしましては、
やはり菖蒲について触れておきたいところです。

それにしても菖蒲です。その歴史を、
私の優秀なGeminiちゃんに聞きますと、
2000年以上前の古代中国からだそうです。
(荊楚歳時記・けいそさいじき出典)
ちなみに荊楚とは地名だそうで、
長江中域を指します。
壮大過ぎてよく書物にできたなと、
偉人の忍耐力に感服です。

菖蒲は薬草として肩こり・腰痛・神経痛などに
薬効があるとされ、
根っこや茎は胃腸炎や、発熱、ひきつけにも
用いられるそうです。
強い香りが魔除けになること。
葉っぱが剣の形をしていること。
菖蒲=勝負とかかり、
端午の節句に軒に吊るしたり、
お湯に浸かる風習となったそうです。
なお、中国が元とはいえ、
日本でお湯に浸かるようになったのは、
江戸時代とのこと。

え、
芳香成分があるなら精油になっているのでは?
と調べたところ、やはり商品化されていました。
温かみのあるウッディー系とのことで、
いつか香ってみたい精油ができました。

と、ここまでお読みいただいたあなたに。
びっくりすることをお伝えしますね。
(ご存じの方はご容赦ください。)

菖蒲ってこのお花だと思っていませんか?

これはあやめです。

???
ショウブはこれです。

???

ショウブは漢字で書くと菖蒲。
ですが、これ あやめとも読むのです。
一時期はハナアヤメとショウブは区別されていたのですが、
いつの間にか、ハナアヤメ=菖蒲
という認識が広まり、
ショウブ=あやめが一般化してしまいました。
下の葉っぱだらけの菖蒲はあやめにショウブの名を乗っ取られた。
そんな格好になってしまったのです。
なんて不憫なショウブ。

ちなみに上記写真のハナアヤメからは、
芳香成分はほとんど採れず、
下の葉っぱが特徴的なショウブに薬効があり、
菖蒲湯や菖蒲酒、精油になるとカラマスという名で流通しています。

また、湿地や水辺に咲くショウブと違い、
ハナアヤメは比較的乾燥にも強く、
水辺でなくても咲きます。
私も公園で見かけたことがあります。

こうして季節の植物に触れて、
その歴史を掘り返すと
新しく気付くことがあります。
今年の端午の節句はショウブ湯に浸かりながら、
その香りを楽しんでみましょう。
気が付けば心もすっきり整っているかも。
菖蒲の葉のように、まっすぐに、しなやかに。